
JR中央線・乗降客数最下位の西国分寺駅。そこで全国1位のカフェをつくった著者が挑戦する 「理想と現実」を両立させる経済の形。
目次
1章:1キロ三〇〇〇円のクルミの向こうにある暮らしを守る方法(クルミの里
日本の農業を守るには? ほか)
2章:テイクから入るか、ギブから入るか。それが問題だ(クルミドコーヒーでポイントカードをやらない理由、事業の始まりは「テイク」と「ギブ」、どちらからか ほか)
3章:お金だけでない大事なものを大事にする仕組み(「利子はコーヒーで払います」、ファンからの応援でCDをつくる ほか)
4章:「交換の原則」を変える(一八万回の「交換」、「お店にチラシを置いてもらいたい」 ほか)
5章:人を「支援」する組織づくり(外との交換と、内との交換、会社はボランティア組織? ほか)
6章:「私」が「私たち」になる(「三つの円」、「私たち」とはどこまでか ほか)
7章:「時間」は敵か、それとも味方か(「五〇年続くお店にしたい」、そこにある、目に見えないもの ほか)
書籍情報
著者 : 影山知明
出版社 : 大和書房
発売日 : 2015/03/19
ページ数:248ページ
ISBN-13 : 9784479794707
--
オススメpoint
中央線西国分寺にある「クルミドコーヒー」リンジン読者の方には、ファンの方も多いのではないでしょうか?本書は、クルミドコーヒーをオープンさせた著者による、経済的な循環だけでなく、人間関係の構築、地域社会の在り方に関しても多くのヒントを示してくれる一冊です。
【WEB MAGAZINE リンジン】
サードプレイスのウラ側を考える
https://rinzine.com/article/dest-1100/